スターフォックスと言えば、派遣(スマブラ)も含めて多数展開する人気ゲームです。
その初代には、『身内の行方不明』や『トラウマ系』のステージがあるのはご存じでしょうか。
今回は、今の任天堂からは少々考えにくい、時代の生んだ産物を紹介します。
ステージは「ブラックホール」と「アウトオブディメンション」
初代スターフォックスの魅力と特殊ステージについて
スターフォックスはスーパーファミコンで発売されました。
当時としては珍しい、3Dポリゴンで表現されています。
そして特殊ステージでは、恐怖や狂気といった感情を奮い立たせる面白い構成です。
スターフォックスの特殊ステージとは
特殊ステージは、通常ステージとは全く異なった雰囲気を持ちます。
宇宙や操作感などは同じなため、あくまで「雰囲気」です。
フォックスの父親が失踪した「ブラックホール」と、異次元空間「アウトオブディメンション」という、概要だけでも別世界感のある構成となっています。
ブラックホールの概略
LV1のコース2つ目からのみ行くことのできるステージです。
突入前に司令官(ペパー将軍)から重めのコメントをいただきますが、意外なことに物資の補給やショートカットとして活用できます。
アウトオブディメンションの概略
LV3のコース2つ目からのみ行くことのできるステージです。
こちらも突入前にメッセージを受け取ります。
ぜひ直接ご確認ください。
全く打って変わって「本当に別次元」へと飛ばされてしまいます。
ブラックホールの詳細について
詳細な行き方や突入タイミングなどは、ぜひ以下の動画をご確認ください。
ブラックホールの特徴とは
一番の特徴といえば、出口に出るまでループし続けることです。
とはいえ、出口は分かりやすく迷うことはあまりないでしょう。
強化アイテムもループし続ける仕様があり、最大強化&ボムMAXも狙えます。
出口の注意点
何番目の出口がどこへ出るかは覚えておくか手元に情報を置いておきましょう。
急にLV3なんぞに出ればコトです。
- 出口のワープリング(3n + 1): LV2へ
- 出口のワープリング(3n + 2): LV3へ
- 出口のワープリング(3n): LV1へ
- (補足); LV1ならワープ3, 6, 9, …,3n番目, LV2ならワープ1, 4, 7, …, 3n+1番目, LV3ならワープ2, 5, 8, …, 3n+2番目
ブラックホールへの具体的な生き方
説明を省いた実行場面は動画「03:10~」をご確認ください。
思ったよりも行きにくいというのが正直なところで、岩石の中央を的確に狙っていく必要があります。
コックピットモードか通常モードかは好きな方を選択いただいた上、ブレーキをかけてでも中央を陣取りましょう。
おすすめ攻略方法
まずはゴール(LV1~3のどこに出るか)を定めることが先決です。
ゴールを定めたなら、ブラスターを最大強化してから出るといいと思います。
ボムについては通常でも取りやすいので、すぐになくしてしまう方はフルまで取りましょう。
ブラックホール内でミスするくらいならボムは捨てるべき
ブラックホールに行く利点とは?
上記の通りアイテムを取れることが一つ。
もう一つは一部のステージをスキップできることです。
ブラックホールの出口はいずれかのLVのステージ4につながっています。
したがって、2~3の道中とボス戦を避けて進むことが可能です。
ブラックホールの豆知識
「アンドルフ」の実験でできた廃棄物を捨てる場所らしいです。
そして、フォックスの父親が失踪した場所でもあります。
元父親のチームであった「ピグマ」が裏切ってアンドルフにつき、騙される形で飛ばされてしまったとらしいです。
ゲーム的には簡単に出られるのは何とも言えぬ…
ピグマは他の作品にも登場します
アウトオブディメンションの詳細について
詳細な行き方や突入タイミングについては、動画をご覧ください。
アウトオブディメンションの特徴とは
何といっても、トラウマ系の不気味さで間違いないでしょう。
さらに、「二度と出られない」というステージ構成もそれに拍車をかけます。
他のステージと一線を画す雰囲気が、このステージの魅力でもあります。
1度は行きたいけど2度は行きたくないステージ
アウトオブディメンションの具体的な行き方
詳細は動画の「10:30~」をご確認ください。
うまくいっているのかダメなのかが分かりにくく、がむしゃらに打ちまくりましょう。
スタートから近いのが救いで、残機リトライはしやすいです。
レトロゲームあるあるの「成功するまでエフェクトが出ない」ため、当たっている前提で挑みましょう。
おすすめ攻略方法
どうせ出られないので、ボスまでは敵を避けながら進みましょう。
道中の紙飛行機みたいな敵は、かなり視認性が悪く注意です。
ボス戦の攻略について
具体的な詳細は避けますが、運ゲーです。
一つだけ固定することができるため、うまく活用しましょう。
回復は豊富にあり、逃げ回っていれば生存面は何とかなります。
私の動画ではSwitchのSFC機能を使ったため、クイックセーブでチートしました。
アウトオブディメンションに行くメリットとは?
ないです。本当にないです。
攻略上は何もなく、完全クリアの図鑑埋め枠と思ってください。
このステージは、何より雰囲気を感じるためのものだと思います。
アウトオブディメンションの豆知識
詳細は不明で、恐らく2度と戻ってくることもないのでしょう。
ペパー将軍のセリフから察する通り、完全に別の世界に行ってしまったものと思われます。
派生作との関係
尚、「F-ZERO」で父親と同じ名前の「ジェームズマクラウド」が出てくるので、薄いつながりくらいは用意しているかもしれません。
共に新作らしい新作は出にくい傾向にあるため、今後判明するかも期待は薄めです。
スターフォックスを遊びつくすためには?
LV1は前哨戦、LV2以降の戦い方を覚える
最初のLV1ですら難しいのに加え、LV2からは難易度が跳ね上がります。
個人的な感触としては、ブーストやブレーキよりもスピンをうまく使うことです。
ポイント
スピンしながら移動をすると通常よりも早いため、追尾や当たり判定の大きい攻撃を避ける際に重宝します。
LV2からは障害物が本番に
一部のボス(クラッシャー)を除き、LV2最大の敵は障害物だと思います。
隕石の数が非常に増え、最初は攻撃する暇も与えてくれない可能性があります。
注意
特に、敵を倒さないことによって余計に弾幕が増えるという悪循環
LV3最大の敵は「処理落ち」
なんで?感があるかもしれませんが、SFCにポリゴンは特殊チップも使って表現した次世代的なものでした。
敵や障害物が多く、本当にガッタガッタします。
大量の隕石や幾何学的な障害物が出る場所では入力の反応が悪くなりがちです。
- 気持ち予測して動くこと
- 基本テクニックとしてスピン移動やスピン+ブースト移動
上記を身に着け、画面内を駆け巡るような挙動はできるようになっておきましょう。
強いではなく難しいのが上のLVの特徴
スターフォックスでは後半になるにつれ、敵そのものより障害物の方が強いです。
微妙に当たり判定が残っていると、背後から被ダメするというスクロール外攻撃もあります。
レギュレーション違反!?
いずれにしても、包括的に予測しないと思わぬミスをして、パワーアップが消えてしまいます。
まとめ:特殊ステージを攻略して「スターフォックス」の世界観を制覇しよう!
この特殊性こそ、古き良き任天堂のゲームという感じがします。
スーパーマリオRPGの悪ふざけはお呼びでないです
特殊ステージに挑む方がLV3よりは間違いなく簡単と言えますので、場合によってはこちらからチャレンジしてもいいでしょう。
良くも悪くも(トラウマ系だからね)気分転換になるのでおすすめです。